Hazuki Natuno

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やりたいことを、やろう 〜新年の挨拶の代わりに〜

やりたいことを、やろう 〜新年の挨拶の代わりに〜

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こんにちは、夏野葉月です。
今年もあと12時間で終わります。
皆さまにとって2021年はどんな年だったでしょうか。

私にとって、2021年は様々な変化のあった年でした。
私個人の1番大きな変化は、20年間飲み続けてきた精神科の薬を一切やめることができたことです。
脳内の神経伝達物質に影響を及ぼしていた薬をやめたことで、様々な体質や体調の変化が起きました。
その変化のコントロールは難しいものでもありましたが、それでも薬を飲まなくてよいことによるメリットは大きかったです。

私の病気は完全に完治することは非常に難しいものです。
今後も再発や悪化のリスクは常にあるでしょう。
薬に頼らない分、できることとできないことが増え、いままでわからなかった「本当の私」を私が理解できるようになりました。
薬に頼らないと決めたからこそ、「できないこと」や「やりたくないこと」に素直になろうと思えました。
同時に「本当にやりたいこと」、本当の心の声に素直になろうと思うようになりました。

私には書き途中の「やりたいことリスト100」と「やりたくないことリスト」があります。
昨日までに、やりたいことリストの項目を90個、やりたくないことリストの項目を50個書き終わりました。
私のやりたいことリストを眺めていると「創作系」と「海外系」にやりたいことが集中しているのがわかります。
読み返していると「海外移住をしてみたい」という気持ちがすごく強いとわかりました。

私がこれまで飲んでいた薬は、とても新しい薬価の高い薬でした。
先進国の精神科でぎりぎり処方できるような薬で、医療の充実していない国では処方が期待できる薬ではありません。
短期間の旅行ならともかく、移住中に薬の紛失や盗難にあったら、あっという間に病状が悪化し生活が成り立たなくなります。
そうしたリスクを抱えている以上、どんなにしてみたくても「海外に暮らす」という選択をとることができませんでした。

幸い、いまは薬を飲まなくても良くなりました。
再発のリスクはありますし、少しでもストレスや精神に負荷がかかると眠れなくなる体質も変わっていません。
それでも、チャレンジする前に諦めざる得なかった以前よりは遥かに進歩しました。
何も飲まなくても眠れることがこんなに気持ちいいことだと、私は20年間知らなかったのです。

人生は1度きりしかありません。
それであれば、やりたいことをやりたい。
地球上には196国+4地域があって、私が行ったことがあるのは22国+地域だけです。
まだ行ったことがない国だけでも、178国+地域があります。
私があと何年生きられるのかわかりません。
ですが、いつか死ぬことだけはわかっています。

であるならば、やりたいことをやろう。
好奇心を大切に、やれるだけやってみたい。
実現できるかどうかは、正直どうでもいい。
私に大切なのは結果ではなくて、そこに行くまでの過程です。

どこにどんな風にたどり着いてもいい。
大切なのは、歩くこと。
納得行くまで、目指す目的地まで、自分の歩き方で歩くことです。
人生は、長いようで短い旅です。
私はその旅を、思いきり楽しみたいと思います。

皆さま、また会える日までお元気で。
よいお年をお過ごしください。