このところ、疲労が溜まりすぎて色々ぎすぎすしてる。
親であったり、相談を持ちかけてくれる人に対して
ゆとりある対応の出来ない自分が哀しい。
全力で突っ走るのは大好きだけど、倒れたら元も子もないよって自分に言い聞かせたいのに体がいうことを聴かない。
少し自分にブレーキをかけるために写真を久しぶりにスキャニングした。
グループ展のオープニングパーティで撮った友人のポートレイトが
会心の出来で叫び出したくなる。
何度も何度も彼女に「あなたはすごく綺麗だよ。撮らせて欲しい」と
口説き続けて、彼女のコンプレックスから何年も断られてきた。
綺麗な出来かどうかとかそんなことより、撮っても良いよって
彼女が思えるようになるぐらい綺麗になった事実と
そのために費やされた努力の年月と労力が私は愛おしい。
写真は真実は写せない。
そこに写るのは、編集された世界だと彼が言った。
いまなら少し、彼の気持ちがわかる。
だけど、私にとって撮るという行為は叫びだ。
愛してると愛してると愛してると叫びたい。
シャッター音一つにすべてを託して。
2007年10月18日記す