Hazuki Natuno

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許すことの大切さ

許すことの大切さ

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こんにちは、夏野葉月です。
ちょっと自分の中で気づきがあったので、シェアしたいと思います。
それは「許す」ことについてです。

許すって何かというと、恨みの反対の概念だと思っています。
許すことの本質は「相手の幸福を願い、その人が生きていることを祝福する」ことだと思うのです。

私は長年、自分の弱さや未熟さをコントロールできない人間でした。
そのことにより、周りの人を傷つけたり、自分も傷ついたりしてきました。
そして、私を傷つけた相手を許せず苦しんできました。
大事な友人から何度も「(あなたを傷つけた人を)許したほうがいいよ」とアドバイスをいただきましたが、人や自分を傷つけた過去の経験を許すことができませんでした。

なにかで読みましたが、人間の脳は不思議で、主語を理解できないそうです。
例えば「あなたを愛しています」と発言した場合、「愛しています」は理解できるけれどそれが「あなた」という他者についての発言なのか、自分に対する発言なのか理解できないそうです。
つまり、愛であれ恨みや憎しみであれ、あなたや私が誰かに発言したり、行動しているとき、脳は自他を理解できない。
ですから、他者にぶつけたつもりの言葉は「自分に言われていること」として脳が受け止めてしまう可能性があります。

人はなにかを許せないと非常にダークなマイナスのオーラを放ち、時として恨むことに発展します。
恨むというのは嫌うとか憎むの上位互換の概念で、恨みや悪意の本質は「積極的に他者の不幸を願う」ということです。
だから、人は誰かを恨んだり憎んだりしたとき、非常に強いマイナスのオーラを発しています。
だけれど脳は自他や主語を理解できないので、そのマイナスの発言やオーラを「自分にもぶつけてしまう」ことがあります。

オノヨーコさんの著作に「いまあなたに伝えたいこと」という本があります。
この中でヨーコさんはジョン・レノンが暗殺された直後、様々な人から悪意を向けられ、マイナスの出来事があったそうです。
でも、ヨーコさんは心の中で自分にマイナスのオーラをぶつける人に対し、ただただ「祝福」し続けたそうです。
その結果、彼女を傷つけようとしたり、悪意を持つ人は離れていったというエピソードを書かれていました。

つまり、許すこととは相手の幸福を願うことであり、同時に自分の幸福を許していることでもあるんですね。
自分と他者は肉体は違いますし、価値観や経験など相違はありますが、根っこは繋がっているのだと思います。
だから自分が幸せになるためにも「許す」ことはすごく大事なのだと思います。

「でも許せないよ。怒りや恨みが止められないよ」という人も沢山いると思います。
過去の私もそうでした。
そのときは、いま感じている怒りや恨みを含めたいまの「自分の感情」を自分が感じることに「許し」を与えてください。
人間は不思議な生き物で、ネガティブな感情を抑圧するように育てられています。
でも、そうしたネガティブな感情は一つのサインであり、あなたを助ける大事なメッセージでもあります。
きちんと自分に自分の感情を味わうことを「許す」と、気持ちは消化されていきます。

それでもどうしても許せないときは、その許せない人や出来事や過去の経験の中に、すごく大事な課題が隠されていることがあります。
あなたの人生にとって乗り越えることが必要なすごく大事な課題ですから、きちんとその課題と向きあい「なぜその課題が私にとって大切なのか」「どうしたらその課題を解決できるか」に取り組んだほうがいい場合があります。
ただ、その課題にはすごく大きな問題が根っこにあることもありますので、カウンセラーや家族など信頼できる他者のサポートがいたほうが良いです。

あと課題解決には適切なタイミングがあるので、解決に最適な条件を整えることも大切です。
課題解決の条件には「自分を傷つける現場や環境から離れる」「食事や睡眠をきっちりとる」「金銭面の問題をクリアする」「生活を整える」などいろいろあります。
こうした条件が整わずに課題に取り組もうとしても、難しいケースもあります。
条件の整うタイミングは、自分が整えて状況を作り出されることもありますし、サポートに巡り会い、自然と解決できる状況になることもあります。

「許す」っていうのは「他者が幸福になることを祝福する」ことでもあり、同時に「自分が幸せになることを許す」ってことでもあります。
あなたが自分自身に対し幸せになることを許すことや、あなたに傷つけられてあなたに対し「許せない」思っている相手のことを許すことも同じぐらい大事だと思います。
私もまだまだ未熟ではありますが、私も含め人々がお互いがお互いを許しあい、成長できる世界が広がっていくといいなぁと思っています。

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