Hazuki Natuno

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星の海に、奇跡を願う

星の海に、奇跡を願う

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前浜に星を見に来ている。
砂浜の上に寝転がって、頭上に広がる星の海を眺めている。
波の音が静かに私の耳を揺らしている。

先ほどは流星が見えた。
とても大きくて、ゆっくり消えてゆく流れ星だった。
私がこうしてひとつ息をする間にも、惑星の命が1つ生まれあるいは1つ消えてゆく。

この広い宇宙の中で、私がこうしてこの島にいられることはとても奇跡のようだと思う。
とても幸せで、それでいて切ない。
ずっとこの島にはいられないと、わかっているからだ。

もう少し正確に言うならば、私がこの島で愛している人たちと永遠にずっとは一緒にはいられない。
別離にであれ、死別であれ、いつか別れが来る。
だからこそ今一緒にこの島にいることができる、そして「また明日」と笑って手が振りあえる、そんな日々を大切にしたい。

私はうまく自分や人を大切することができない。
それでも私にとって大切な人たちが、明日も笑って暮らせるようにありたい。
私も明日という日を大切に、笑いあいながら過ごしたいと思う。

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