Hazuki Natuno

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有限の中にある愛おしさ

有限の中にある愛おしさ

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今朝は雨音より、早く目を覚ました。
夕べ、眠れなかったせいだろうか。
私の心も、身体も、どこか気怠げだ。
昨夜のアルコールが少し残っているのかもしれない。

昨日は我が家で友達と飲んだ。
気心の知れた仲間と飲み、語る時間は楽しい。
楽しい時間はあっという間に過ぎ去ってしまう。
私は少し小笠原でのことを想い出した。

小笠原では良い仲間に恵まれていた。
いつも笑いの絶えない日々だった。
私はずっとその日々が続くと思っていた。
だから、あまりその日々を撮らなかった。

ある日、友達が内地へと帰った。
ぱた、ぱたぱたと連続して、複数の友達が引き上げた。
そのときにも私はまだ、気づいていなかった。
「ずっと」はないのだと。

人間はたわいなく日常にだまされてしまう。
平和で愛に溢れた日常が、ずっと続いていくと思ってしまう。
でもどんなことも、有限で、いつか終わりはくる。
私が小笠原を離れ、あの生活が終わったように。

もっと、もっと撮れば良かった。
後悔していないと言えば、嘘になる。
すべての出逢いは一期一会だ。
どんなシャッターチャンスも、同じものはふたつとしてない。

だから、もう後悔したくない。
ある偉人がこんな言葉を遺している。
「明日死ぬと思って生きなさい。永遠に生きると思って学びなさい」
今日が今日でしかないのなら、いつでも全力を尽くしたい。

すべての物事は限りが有るからこそ、美しい。
どんな関係も哀しいけれど、終わりがある。
だから、いま一緒にいられる幸福を忘れないでいよう。
有限の中にある愛おしさを、忘れないで生きていきたい。

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